コーヒー好き主婦がハマったエコなペーパーレスコーヒーフィルターの使用感と波佐見焼の魅力

40代主婦の私は、食後に必ずコーヒーを飲みます。
でも、社会人になるまではコーヒーは苦い飲み物というイメージがあり、飲む習慣はありませんでした。
それがいつしか、コーヒーを飲むと気分転換できて仕事が捗る気がするし、仕事の後に飲むコーヒーはより充実感が得られるような、生活には欠かせない飲み物になりました。
「起きると毎朝食卓でふわっと漂うコーヒーの匂いが好きだ」
というサラリーマン(ウーマン)や、
「家事がひと段落した時のコーヒータイムは一番リラックスできる時間」
という主婦(夫)の方も多いのではないでしょうか。
何といってもコーヒーの一番の魅力は香ばしいナッツのような「香り」ですよね。
コーヒーの香りは、慌ただしい時間をゆったりとした穏やかな寛ぎの時間に変えてくれるところも、不思議な魅力です。
今回は私がハマっている「ペーパーレスフィルター」についてご紹介します。
紙を使ったコーヒーフィルターが一般的ですが、紙を使わない「ペーパーレスフィルター」もあるのですよ。
毎日飲むものだからこそ、今までよりもエコで使いやすいフィルターが欲しいという方にはピッタリのアイテムです。

目次

ペーパーレスフィルターの良いところ

私がペーパーレスフィルターを購入したのは、コーヒーをドリップする時に2つのストレスがあったからです。
まず1つ目は、毎食後にコーヒーを入れるたびに毎回ドリップの紙ゴミが出ることに罪悪感があったからです。
抽出後のコーヒーかすは、乾燥させて靴箱の消臭剤にしたり、家庭菜園の肥料にしたり再利用ができますが、ドリップ紙はそうはいきません。
SDGs(持続可能な開発目標)の12番には「つくる責任 つかう責任」とあるのに、自分の嗜好品で毎回ゴミを出すことに、後ろめたさを感じていました。
そのストレスから解放されたいと調べてみて出会ったのが、ペーパーレスフィルターです。
2つ目のストレスは、「もう少しでペーパーフィルターがなくなるから購入しないといけない」という在庫管理のプレッシャーがあったからです。
毎食後に家族全員のコーヒーを淹れるとなると、100枚入りのペーパーフィルターもあっという間になくなり、紙フィルターがなくなるとコーヒーが淹れられなくなってしまいます。
紙フィルターを使っている場合、それがないとコーヒーが飲めないところもストレスでした。

ペーパーレスフィルターの良いところをまとめると次の通りです。

・使い捨ての紙フィルターを使わないので、ゴミが出ない
・紙フィルター代がかからない
・コーヒー豆からダイレクトにドリップできるので、紙フィルターの嫌な匂いや雑味がない
・紙より目が粗いため、コーヒーオイルも抽出でき、コーヒーの酸味・甘味を感じやすい
・水洗いができて、使用後の手入れが簡単
・見た目がおしゃれで、プレゼントにもオススメ

購入した波佐見焼の使用感

LI:FIL (リフィル) 波佐見焼きセラミックコーヒーフィルター・ドリッパー

ペーパーレスフィルターには、ステンレス製やセラミック製などいくつか種類がありますが、今回は「セラミック製」を購入しました。
その中で約4,000円の波佐見焼フィルターを選びました。
4,000円のフィルターは少しお高い気もしますが、紙ゴミが出ず、永久的に使用できるところに惹かれて購入に至りました。
商品が到着し手に取ってみると、重さは110gほどで軽すぎず、重すぎず、セラミックのざらざらした素材が新鮮です。
早速コーヒーをドリップしてみたところ、セラミック全体からまんべんなくコーヒーが抽出できる様子が見ていて心地よく、あっという間にドリップできました。
抽出したコーヒーの味は「まろやか」という表現が一番ぴったりしているでしょうか。
気に入って毎日使用していたら、1週間くらいで目が詰まって抽出速度が遅くなってしまいましたが、約10分煮沸したら元通りになりました。
見た目がお洒落で、北欧インテリアと馴染むところも気に入っています。

波佐見焼の魅力(産地の紹介・特徴)

波佐見やきもの公園 ながさき旅ネット https://www.nagasaki-tabinet.com/barrierfree/100873

たくさんのペーパーレスフィルターの中からセラミック製のフィルターを購入したのは、商品ページに「波佐見焼」(はさみやき)とい文言があったからです。
筆者は旅行に行くとその土地の食器を見ることが好きでよく集めていましたが、波佐見焼の器は持っていませんでした。
佐賀県有田町で生産される「有田焼」は有名ですが、そのお隣の県境の町、長崎県中央北部の波佐見町でつくられている陶磁器が「波佐見焼」です。
波佐見焼関連の商品を見ていくと、白磁が大変美しく、藍色で絵付けされた器はスタイリッシュでもあり、昔懐かしい感じもする、素敵な器ばかりでした。
唐草模様を筆で描いた「くらわんか碗」は割れにくい丈夫な、波佐見焼の代表作です。
コーヒーフィルターをきっかけに波佐見焼のことをもっと知りたくなりました。

まとめ

2020年から国内のスターバックスでは全店舗でプラスチック製のストローが廃止され、紙製に切り替わりました。
その後、大手コンビニや外食チェーンでもプラスチック製から紙製や竹製のものに切り替えはじめています。
それはプラスチックゴミが海洋汚染に影響を与えているからですね。
今回ご紹介したフィルターは、美味しくコーヒーが抽出できるだけではなく、紙ゴミが出ないのでエコの観点からも優れた商品だと感じました。
私が購入したセラミックフィルターは、波佐見焼の伝統と最先端の多孔質セラミック技術から生まれた商品です。
各企業が努力して開発した新しい素材の商品を試し、今後も個人レベルの小さなところから環境について考えていきたいと思っています。

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自然を大切にしたからこそ生まれた
環境にも身体にもやさしいしいたけ

この記事を書いた人

やさしいしいたけ.jpライターのseikoです。
最近家庭菜園にハマっていて、つい先日はブルーベリー(サザンハイブッシュ系2種)とミニトマトの苗を植えました。
今年もレモンの木にはたくさんの蕾ができていて、今から収穫が楽しみです。
日々の暮らしの中で感じたことや、生活の知恵を共有できる記事を書きたいと思っています。

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