8月1日は水の日、一年に一度、家族で水の使い方について話し合おう

水資源は限りあるものではありません。
災害時に断水を経験したことのある方は特に、水道が使えないとどんなに不便だったか身をもって感じられたことでしょう。
さて、8月1日が「水の日」であることはご存知でしょうか。
そして8月1日から8月7日は、政府が定めた「水の週間」です。
国土交通省主催で、この水の日・水の週間には様々な行事が開催されます。
ぜひこの機会に国土交通省のホームページをご覧いただき、一年に一回、家族で「水」について話し合ってみませんか。

目次

水の日を知ったきっかけ

私が水の日・水の週間を知ったのは、2021年です。
春休み期間に子供が何か取り組めるものを探していて、ちょうどこの時期に「第43回全日本中学生水の作文コンクール」の作文募集をしている記事を見つけたことがきっかけでした。
この作文コンクールは次代を担う中学生を対象に、水について考え、理解を深めるために実施されています。
中学一年生の子供はこの作文を書くことを決め、親子で水資源について話し合いました。
子供と一緒に改めていつも使っている「水」について考えるのは、恥ずかしながら初めてだったと思います。
子供はSDGsについて学習しており、6番目の開発目標は「安全な水とトイレを世界中に」であり、水に関することであると教えてくれました。
そして私たちのように毎日当たり前に水道水が飲めなかったり、トイレがない地域があったり、厳しい環境にいる方が世界中どのくらいいるのかを調べました。
自分たちは恵まれた環境で生きていることを知り、感謝しつつ「今自分が使っている水道水がどこから、どのように運ばれているのか」、「近くの浄水場はどこにあるのか」について、子供は市のホームページなどからリサーチして作文にまとめました。

子供との実験・検証

2022年も作文コンクール提出時期になり、子供は「今年も作文を書いてみる」ということで、そのテーマについて相談してきました。
話し合った結果、自分でできる節水方法を考え検証したいということで、下記について調べてみることにしました。

シャワー時の意識で節水する

シャワーの使用時間が多いと自覚しているから、自分が髪の毛を洗っている時間を計って、「何も考えないでいつも通りダラダラ洗っている時間」と「意識して早く髪の毛を洗った場合の時間」を比べて、意識したらどのくらい節水できるかを実験してみたい(1分間のシャワーの量が一般的に10リットルなので、30秒早く洗髪できれば5リットル節約できると考える)

「本日の湯量」を家族で節水する

お風呂のディスプレイにある「本日の湯量」を毎日観察して、家族みんなが意識して過ごしたら家族単位でどのくらい節水できるか、チャレンジしてみたいということでした。
(いつもは360リットルを目標値にしているので、その目標値を段々減らしていきたい)
本記事の執筆中である現時点では検証途中ですが、私も意識して良い結果が出るように努力したいと思います。

政府が行っている水資源に関する行事


中学生向けの作文コンクールだけではなく、政府は様々な行事を開催しています。
例えば、小学生とその保護者を対象にした「水のワークショップ・展示会」(令和3年度はWeb開催予定)や、「水とのふれあいフォトコンテスト」、雨水や下水再生水などの二次利用水を活用した「水の週間打ち水大作戦」などです。

まとめ

この「水の日」のキャラクターはポケットモンスターの「シャワーズ」です。
きれいな水辺に生息していて、細胞が水の分子に似ていることから令和2年度のポスターから登場して「水の日」を応援しています。
好きなキャラクターのイベントですとお子さんは興味を持ちやすいですし、水の日をきっかけに「もし水道水が使えなくなったら私たちの生活はどうなるかな?」と「もしも」の時のことを話し合うことは、非常に意味のあることなのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

やさしいしいたけ.jpライターのseikoです。
最近家庭菜園にハマっていて、つい先日はブルーベリー(サザンハイブッシュ系2種)とミニトマトの苗を植えました。
今年もレモンの木にはたくさんの蕾ができていて、今から収穫が楽しみです。
日々の暮らしの中で感じたことや、生活の知恵を共有できる記事を書きたいと思っています。

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